だいじょうぶ、と彼女は言った
出発までのあれやこれや」
(Tenko) 


1999/9/22

第1回「何しにロシアに行くのか、私は。」

ようこそいらっしゃいました!!テンコです。

まず自己紹介から。天秤座AB型、動物占いでは黒ひょうタイプ,このサイトの主催者とは大学時代の友人です。これからしばらくここで体験記を連載します。どうぞよろしく

私はひょんなことから今回ロシアで行われる国際宇宙ステーション用の実験にかかわるはめになってしまいました。
実験の名前はなぜかスフィンクス。
Simulation of Flight of INternational Crew on Space Stationの略なんですけど、エジプトにあるアレにこじつけているみたいな割に何の関係もないと思いま
す・・・。いや意外と何か深い意味があったりして。

どんな実験かというと、えーと今、国際宇宙ステーション(ISS)が造られているのを知っていますか?あれが出来ると宇宙飛行士が4〜6人6ヶ月交代くらいで宇宙に駐在するようになるんですけど、国際と名が付くだけあっていろんな国の宇宙飛行士が一緒に生活することになるから、前もって地上でシュミレーションしておこう!
ということになったらしいです。

宇宙ステーションみたいな狭い隔離された空間に「いろんな国の人」が「長期間」一緒に居るっていう状況のデータは今までなかったらしくて(ロシアの宇宙ステーション「ミール」はTBSの秋山さんが行ったりしたけど大体ロシア人が多かった),そういう状況で心理的・身体的にどういう影響があるのかを調べるのがこの実験の目的です。
といっても宇宙ステーションで宇宙飛行士が「快適に」仕事が出来るように,というのがまあ最終目標なので,閉鎖の影響を見るために無理に過酷な状況に陥らせたりするわけではありません。

実験は,違う国の被験者が4人,閉鎖施設に110日間滞在して、ステーションでの宇宙飛行士と同じようなスケジュールで生活します。その間はいろんな心理テストや実験をこなします。ロシア人だけのグループもあって(これはなんと240日間滞在)今現在実験中です。
施設はロシアが元々持っていた閉鎖実験用ので、もちろん無重力ではありません。

私の立場はその閉鎖される日本人被験者の控えです。

この11月に実験のための訓練を受けにモスクワまで行きます。そんで1ヶ月日本人被験者の人や一緒に実験する組の人と一緒に訓練したあと、何事もなければそのまま帰ってきておしまい。控えなのでもしなにかあったら代わりに閉鎖に入って来年4月までこの体験レポートを送り続けることになるでしょう^^

初回から長々とばしてしまいました。分かりにくかった人、ごめんなさい。
ではでは!
   
テンコ

このページは”ノン”フィクションです。


  

1999/10/15

第2回 「早速ブーツを買った理由〜ロシアとキノコ〜。」
         

テンコです。ちょっとご無沙汰していました。
そうそう先日遅ればせながら掲示板をまとめて見ました。
感想や応援をくれた方どうもありがとうございました!

ちょっとぼや〜っとしてるまにあっと言う間に月日が流れて、まだ第2回だというのにもうロシア出発(およそ)2週間前になってしまった!
今週頭にいきなり「出発は30日になりそうです」って言われたって、あなた!
この間まで11月の第1週かひょっとしたら2週目あたりって言ってたじゃありませんか!はやくなるなんて〜。
土壇場になって何を準備していいのか判らず、とりあえずロングブーツと1dayアキュビューを4ヶ月分(これはもしかしての閉鎖実験用)買いました。

ブーツは、先日このHPの主と友達2人と宝塚のはずれにキノコ狩りに出かけたときにばったり山で出会った日本キノコ協会の人に「ロシアに行くならブーツは日本で買ったほうがいい」とのアドバイスをもらったから。なんとその人はロシア語やロシア映画関係の仕事をしているとのこと。きのこ取りに来た山の中でロシア話をするとは!
ロシアロシアとわめいているとちまたに意外とロシア通が居ることが判ってきます。きのこに興味を持ち始めるとあちこちにきのこが生えているのが見えてくるように。
ちなみに私の趣味はキノコ見物です。結構楽しいよ。

先日市民病院でHIV検査を受けてきました。俗に言うエイズ検査です。
ロシアのビザをもらうにはこの検査の結果が陰性じゃないとだめなんだそうで。
ビザの手続き一つにしてもロシアへ行くのって面倒です。
幸い1週間後に無事ネガティブという結果をもらって、心当たりなんてなかったんですけどやっぱりちょっとほっとしました。
もし陽性だったら,「大丈夫と彼女はいった」というタイトルのまま、このコーナーはロシア閉鎖体験記ではなくて闘病体験記になってしまうのだろうか?
それもまた良し?
そんな!

ではまた。
今度は早めに更新予定。

  

テンコ

このページは”ノン”フィクションです。


    
1999/11/2
        
第3回 「ロシアに何を持って行くべきか?」
        

今いよいよ明日の朝に迫った出発に向けての荷造りの真っ最中です。
どんな寒さかもひとつ分かんないんで洋服選びも困りますが,私の場合,何より困るのが「もしも閉鎖になってしまった時用」の本やCDなどのグッズです。
どんな本が閉鎖で読みたくなるのか?
どんな音楽が閉鎖で聴きたくなるのか?
う〜ん,これはもう、おなじみの「無人島に1冊持っていくとしたらどんな本?」
に匹敵する悩みでは?

ちなみに今の私の選択は、
Books
1・キノコの世界(図鑑)
2・枕草子 上 (古典)
3・時間の砂 シドニィ・シェルダン (原書)
4・がんばりません 佐野洋子 (エッセイ)
5・はじめてのロシア語 (CD付き)

飛行機に積むスーツケースの重さが20kg以内で、重たい本は限られちゃうので、選びに選んで1。何回見ても飽きないもの,2。眠れない時用,3。こんな時でないと読めない&他の人にも貸せる,4。日本語の軽いもの,5。やっぱロシア語はこの際という感じに決定。

CD's
1。なごみ系 エンヤ、ゴンチチ、アフリカのアカペラグループなど
2。J-POP系 ゆず、フリッパーズギター、米米など
3。英語勉強CD

最近の洋楽のほとんどは現地のCD屋で手に入れることが出来るそうなので,リストから外しました。

こんな感じです。
まあ今はインターネットもありますしね〜。

あとは友人にもらったオカリナやら知恵の輪やらを持ち込む予定。

あなただったら何を持って入りますか?

それにしても入らない可能性大の実験に備えてこんなに悩むなんて控えも楽じゃない(^^;

では荷造りがまだまだ残ってますのでこれで。

 

テンコ

このページは”ノン”フィクションです。


最新に戻る